学科紹介

コミュニケーションと摂食嚥下のエキスパートリハビリテーションの専門職【言語聴覚士】とは?

ことばの障害、きこえの障害、声や発音の障害、食べる機能の障害(摂食嚥下(えんげ)*障害)は、先天性のものと、病気や外傷による後天性のものがあります。コミュニケーションと、食べること。それは、人が人らしく生きるための基盤であり、とても大切なこと。

ことばによるコミュニケーションや摂食嚥下(えんげ)*に問題を抱える方々の社会復帰をサポートし、その人らしい毎日を送ることができるよう支援する専門職が言語聴覚士です。言語聴覚士は、病院などの医療機関では医師・歯科医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療専門職とともに、介護施設等においてはケアマネージャー・介護福祉士・介護支援専門員などの専門職とともに、また、教育の現場では教師、心理専門職などと連携してチームでサービスを提供します。言語聴覚士は、人としての尊厳を大切にしたトータルな支援を目指します。

*食物を認識して口に取り込むことに始まり、胃に至るまでの一連の過程のこと。

photo

  • 【2年制/男女/40名】
  • 東北唯一の4年制大卒者対象2年課程

3つの特徴

職業実践専門課程

企業などの密接な連携により、最新の実務の知識等を身につけられるよう、教育課程を編成し、より実践的な職業教育の質の確保に組織的に取り組むものを文部科学大臣が認定する制度です。

少人数演習を実施

演習は1クラスを3つのグループに分け、10人前後の学生を対象に専任教員が中心に行います。検査法、訓練法など実践的な能力を育成し臨床実習に備えます。

最短ルートで国家試験受験可能

4年制大卒者が対象なので2年間という最短ルートで、言語聴覚士の国家試験受験資格が得られます。

多彩なキャリアをもった学生

福祉の現場や企業などで社会人の経験を積んだ方、子育て中の主婦、新卒者などキャリアはさまざまです。多彩なクラスメイトたちと、交流を深めることができるのも本学科の魅力です。

「つまずき」をつくらない教育環境

随時実施される補講により、初めて触れる分野の学習においても「つまずき」をなくして、苦手意識を払拭します。

充実した学費支援制度

北杜学園納付金延納制度や各種奨学金制度、学費ローンなども充実しており、学生の学ぶ気持ちを強力にサポートしています。
(詳しくは学費支援制度もしくは、募集要項をご覧ください。)

経験豊かな専任教員

夢に向かってがんばる学生を温かく指導するのは、それぞれの専門分野における経験豊かな専任教員および、優しさあふれる教務スタッフです。

国家試験対策

専任教員による学生一人ひとりに合わせた指導で国家試験全員合格を目指します。学生の疑問には専任教員が懇切丁寧にお答えします。

講義概要【専門分野】

失語症・高次脳機能障害I・Ⅱ
病気や事故による脳の後遺症である失語症やその他の高次脳機能障害についてそのメカニズムや検査・訓練・家族指導の方法などを学びます。
運動障害性構音障害I・Ⅱ

運動や感覚の伝達を行う神経系が損傷を受けて発声・発語器官に運動障害が生じると、構音障害を呈します。授業では、運動障害性構音障害発症のメカニズム、多様な病態について学び、演習を通して検査、訓練の方法を習得します。

嚥下障害I・Ⅱ

運動や感覚を伝達する神経系の損傷により、摂食嚥下の機能が障害を受けることがあります。摂食嚥下機能の正常なメカニズムと障害との比較、症状に応じた検査・訓練の手技、段階的な食事の形態、姿勢や口腔ケアなど、演習を通じて多様な対応方法を習得します。

聴覚障害

聞こえの障害には多くの原因があり、聞こえ方の症状もさまざまです。その種類や程度、障害の発生時期の違いによって生じる問題について学び、演習を通して検査・訓練・指導の方法を学びます。

言語発達障害I・Ⅱ

健常児における言語・コミュニケーションの発達と、言語発達障害の種類と障害児への発達支援や家族への育児支援についての基礎知識を得た上で、評価法や訓練法についての実技を学びます。

カリキュラム

専門基礎分野(39単位)

1

2

授業科目
医療系 基礎医学 医学総論 1
解剖学 1
生理学 1
病理学 1
臨床医学 内科学・老年医学 1
小児医学 1
精神医学 1
リハビリテーション医学 1
耳鼻咽喉科学 1
臨床神経学 1
形成外科学 1
臨床歯科医学 臨床歯科医学・口腔外科学 1
音声・言語・ 聴覚医学 呼吸発声発語系の構造・機能・病態 1
聴覚系の構造・機能・病態 1
神経系の構造・機能・病態 1
  医療系特別講義 1
心理学系 心理学 臨床心理学 2
生涯発達心理学 2
認知・学習心理学 2
心理測定法 1
  心理学系特別講義 1
言語系 言語学 言語学 3
音声学 音声学 3
音響学 音響学 3
聴覚心理学 1
言語発達学 言語発達学 1
  言語系特別講義 1
福祉系 社会福祉・教育 社会保障制度 1
リハビリテーション概論 1
医療福祉教育・関係法規 1
専門分野(48単位)

1

2

授業科目
言語聴覚障害学総論 言語聴覚障害総論 1
失語症総論 2
高次脳機能障害総論 1
言語聴覚障害診断学 1
失語・高次脳機能障害学 失語症・高次脳機能障害I 5
失語症・高次脳機能障害Ⅱ 1
高次脳機能系特別講義 1
言語発達障害学 言語発達障害Ⅰ 5
言語発達障害Ⅱ 1
脳性麻痺 1
学習障害・発達障害 1
拡大・代替コミュニケーション 1
言語発達障害特別講義 1
発生発語・嚥下障害学 音声障害Ⅰ 3
音声障害Ⅱ 1
器質性構音障害概論 1
機能性構音障害概論 1
運動障害構音障害Ⅰ 5
運動障害構音障害Ⅱ 1
吃音概論 1
嚥下障害Ⅰ 5
嚥下障害Ⅱ 1
聴覚障害学 成人・小児聴覚障害 1
聴能・発語訓練演習 1
聴力検査演習 1
手話言語論 1
視覚聴覚二重障害・重複障害 2
補聴器・人工内耳 1
臨床実習(12単位)

1

2

授業科目
臨床実習 12  

平成27年度

総単位数99単位 総授業時間数2,280時間
※カリキュラムは変更になる場合があります。

年間スケジュール

1年次

2年次